あかね色に染まる坂

#11
流れ的に優姫が身を引く展開かと思ったら互いの想いを確認した上で準一の決断に任せる、と言う流れになったのは予想外だったが納得。実際優姫と湊の関係的に急に修羅場ドロドロになる方がおかしいし
次回予告はちょっと「二十面相の娘」を思い出した。狙ったワケではないだろうけど


#12(終)
何はなくとも準一がちゃんと決断しどちらかに選んだ、と言う点でオレは満足
まあ、まったく優姫の目がなくなったワケではないラストを見るに完全決着ではないトコロはあるのだけど、現時点で「選んだ」コトに意義があるのだよ
話的には会長や冬彦が殆ど目立たなかった一方で何故か先生が活躍したり内なる自分との対話に尺割いてソレが最後の選択の決め手になるのであればもっとジェノキラー設定は掘り下げておくべきだった*1とかやっぱり両親やなごみの思わせぶりなネタはいらんかったよな、とか決して褒められた出来ではないのですが、結果として納得いく結末だったので良し


総評。
OPの最後の「ダメよ♪」のトコロが好きすぎた。いきなりソレかよ*2


最終話の感想でも書いたが通して見てもムダな部分に尺を割く一方で掘り下げておきたい部分がおろそかになっていたりとシリーズ構成のバランスの悪さが目立った作品であったし、サブキャラの扱いにしても偏っていた、つーか会長つかさ辺りは恋愛に絡ませられないけど出さなきゃならない、つー事情を差し引いても立ち位置が今ひとつ定まらなかったし
ただ、ライトラブコメとしては結構気楽に楽しめたし最後もキレイに終わったんで出来以上には満足できた作品でした

*1:湊との過去回想も含め、湊エンドにするならもっと尺を使って欲しかった

*2:つーか、流れ的に最終話が湊になる、て時点で湊ENDと読みきるべきトコロであったのか